中国株が注目を集め始めた2004年当時は、2010年の上海オリンピックまでは間違いなく中国の
経済成長は続くので、今のうちに投資すべきであるとする声が多数を占めていました。
実際に2年ほど保有するだけで5倍以上に時価総額を拡大させた銘柄もゴロゴロありました。しかし、
2010年を前に失速することになったので、2007年に大きなポジションを建ててしまった人は大きな
損失を被ることとなり、それまで得た利益が飛んでしまった方も少なくありません。
株価ががいくらになるかということについて、正確な答えがあるわけではないにもかかわらず、多くの
方々が、必死に予想しようとしてしまいます。しかし、その道のプロといわれている方に尋ねても、
全く違った見解を、それぞれが述べるわけです。
確かに、もし株価が事前に、どれくらいまで上昇するか分かっていたら投資するのは楽です。何も考
えずに、株価が上昇するまで保有し続ければよいわけです。
しかし、現実にはそういったことは、不可能とはいはなくても、かえって株式投資そのものを難しくして
しまいます。また、貸借対照表と損益計算書の内容が良ければ近い将来株価が上昇するかもしれま
せんが、株式市場全体が軟調のときは、あまり反応しません。
結果的に株価が変動するのは市場参加者のの期待と恐れによるものなので、この点を考慮した上で、
自分の投資観と投資ルールを持たないと、相場の動きに翻弄されることになります。
とくに、メディアでは今後さらに投資環境が悪くなる可能性のほうが高いにもかかわらず、「今相場が
低迷しているのは絶好の買い場である」と、煽り立てますので、株価を予想することはやめて、相場
の動きにあわせて適切な売買をする方が下落基調にありながらも、利益をあげやすいと思います。
>>>
【中国株の基礎知識の最新記事】


